アイビー・リー・メソッド

こんにちは。ライフコーチの岡本です。

あなたは日々、やるべき仕事に追われていないでしょうか？
かく言う私も、かつてはそうでした。やってもやっても後から仕事が降ってくる日々。
達成感なんて得られないまま、いつになったら仕事が落ち着くのか、先が見えない状況に悩まされていました。
さらには、今すぐやらなければならない仕事がいくつも同時に押し寄せてきて、頭がフリーズしてしまうことも。
文字通り、ボトルネックに玉が一気に押し寄せて詰まってしまうような感覚です。

そんなときに試して効果を実感した方法があります。
もしあなたが私と同じような状況に陥っているなら、きっと役に立つと思いますのでシェアさせてください。

その方法とは、「アイビー・リー・メソッド」です。

「アイビー・リー・メソッド」とは、アメリカの経営コンサルタント、アイビー・リーが提唱した、シンプルかつ効果的な仕事の効率化法です。

このメソッドのやり方はとても簡単で、以下のステップで行います

• その日にやることを6つに絞る
  毎日の終わりに、翌日にやるべきタスクを6つだけリストアップします。たとえ他にも気になることがあっても、優先度の高い6つに絞り込むことが重要です。
• 優先順位をつける
  選んだ6つのタスクに、重要度や緊急度に応じて1から6までの順位をつけます。これで、何から始めるべきかが明確になります。
• 翌日、その順番に取り組む
  翌日はリストの1番から順にタスクを進めます。1つのタスクが終わるまでは、次のタスクには絶対に手をつけません。
• 未完了のタスクは翌日に持ち越す
  その日中に6つすべてを終えられなかった場合、残ったタスクは翌日のリストに移動し、新たに6つに調整します。

とてもシンプルな方法ですよね。
でも、やってみると分かりますが、このシンプルさが、実はとても強力なんです。

 

「アイビー・リー・メソッド」の強みは、タスクを絞り込むことで頭の中が整理され、「今、何をすべきか」が明確になる点にあります。
1日に6つだけと決めることで、気が散るのを防ぎ、集中力が高まります。
優先順位をつけることで迷いがなくなり、1つずつ終わらせる達成感も味わえます。

「他にもやらなければいけないことがたくさんあるのに、1日にやることがたった6つでいいの？」と思われるかもしれません。
でも、いいんです。
優先順位の高い6つのタスクを確実に片づけられたら、それだけでも仕事が大きく進んだと思いませんか？
私もこの方法を試したとき、仕事の山が少しずつ減っていくのを実感しました。
もちろん、6つをすべて終わらせて時間が余れば、他のタスクに取りかかってもOKです。

ただし、重要なポイントがあります。それは「優先順位の高い6つが終わるまで、他のことには絶対に手をつけない」ということ。
これを守ることで、重要な仕事に全力を注げるのです。

 

もちろん、6つすべてを終えられない日もあるでしょう。
でも、それでOKです。
優先順位の高い順に取り組んだのですから、最も重要な仕事は進んでいます。
リストから1つ消せただけでも、「前進した！」という感覚が得られ、次の仕事への意欲が湧いてきます。

私自身、このメソッドを取り入れてから、毎日少しずつでも進んでいる実感が持てるようになりました。
仕事に追われる毎日を送っているなら、ぜひ一度「アイビー・リー・メソッド」を試してみてください。
きっとあなたの仕事が前進するはずです。

あなたの人生を応援しています。