人目が気になる?

こんにちは。ライフコーチの岡本です。

このブログでは、人生を変えていく方法をお伝えしています。
「とはいえ何をどう変えればいいのか分からない」という方に向けて、まずは小さなことから少しずつ変えてみることを提案しています。

ただ、そうやって変化を起こそうとすると、「人目が気になってしまって変えられない…」と感じてしまうかもしれません。
今回は、そんなあなたに「変わっても大丈夫」と思ってもらえるようなお話をしたいと思います。

何年も前の私の話ですが、レンズに傷が目立つようになったので眼鏡を買い替えることにしました。
眼鏡屋に行くと、当時流行っていた上下幅が小さいスクエア型の眼鏡が置いてありました。
「あ、かっこいいな」と思って、恐る恐る試着してみると、明らかに自分の印象があか抜けた感じがして、「おおっ!かっこいい!」と思いました。
「かっこいいけど、自分がこんなかっこつけちゃっていいのか・・・?」
とものすごく悩んだのですが、清水の舞台から飛び降りるような気持ちでその眼鏡にしました。

購入したものの、その眼鏡をかけて家に帰る道すがらずっとドキドキしていました。

自分がこんなおしゃれな眼鏡をしてもいいんだろうか・・・
こんな眼鏡をして明日会社にいったら即上司に呼び出されて「そんな眼鏡をして会社に来るなんて君は社会人としてどうなんだ」と説教をされてしまうんじゃないか・・・
会社の人たちから後ろ指をさされるんじゃないか・・・

そんなことを考えるとドキドキがだんだん心配になってきました。
そして、暗い気持ちで家に帰りました。

洗面所で手を洗って、顔を上げてふと鏡を見ると、

あれ?なんか普通だ・・・

眼鏡屋さんで鏡の中の自分の顔を見たときはまるで別人のようだったのに、今見てみると今までと大して代わり映えのしない自分がそこにいました。
うん、確かに眼鏡は変わったけど、だからと言って大して変わっていない・・・

次の日その眼鏡をかけて出社すると、上司から呼び出されることも、もちろん周りの人から後ろ指をさされることもなく、それどころか眼鏡を変えたことすら気づかない人もいました。
気づいてくれた人も

「あ、眼鏡変えたんだ」
くらいの反応でした。

そして、周りを見渡してみると、自分がかけているよりもはるかに派手な眼鏡をかけている人がいて、何の違和感もなく職場に溶け込んでいました。

私がこの経験から分かったこと、
それは、自分が「大きな変化だ」と思っていても、実際にやってみるとそれほど大きな変化ではないということ。
そして、他人にとっては、その変化はもっと小さなものにしか見えないということ。

私の眼鏡の話で言うと、自分では大変身をしたと思っても少し時間が経ってみるとそうでもないと思えてくる、さらには他の人からすると気づかないくらいということなんです。

こういうと、「せっかく変化を起こしたいのに、頑張って変えても大したことがないの?」と意気消沈してしまうかもしれません。
でも、ここで伝えたいのは、変化による効果が小さいわけではなく、変化の見た目が小さくて他人はほとんど気に留めないということなんです。

だから、人からどう見られるか、どう思われるかを気にせず、自分が変わりたいように変わっていっても大丈夫なんです。
まずは小さなことから、変化を起こしていきましょう。

あなたの人生を応援しています。

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