自分の本心と向き合えていますか?

こんにちは。

人生を自分の手に取り戻したい人のためのライフコーチ、岡本です。
このブログに訪れてくださり、ありがとうございます。

今回は、「自分の本心と向き合えていますか?」というテーマでお話ししたいと思います。

あなたは、自分の本心と向き合えているでしょうか?

こう聞かれると、「自分が考えていることくらいわかっている」と思うかもしれません。
でも、思考と本心は別物なのです。
本心とは、社会的な期待や他人の意見に左右されない、あなたの心の奥底から湧き出る真の感情や価値観のことです。

私たちは、自分が今頭の中で考えていることが自分の本心だと勘違いしがちです。
頭の中で考えたことは、人に言えないこともありますよね。
だからこそ、頭の中で考えたことを自分の本心と混同してしまうのです。

例えば、仕事が遅いことを上司から咎められている同僚がいたとして、その姿を見てあなたが「のろまだな」と思ったとします。
もちろんそれは口に出して言えませんよね。
でも、口に出して言えないからといって、それがあなたの本心ではないのです。
この「のろまだな」は、「仕事が遅いと上司から咎められている同僚」という事象を見て、あなたの価値観に照らして導き出した
解釈に過ぎません。

では、この場合の本心とは何でしょうか?仕事のスピードが人より遅いことについて「のろま」という否定的な価値判断をしたということは、逆に言うと「仕事は早い方が良い」という価値観を持っているということです。
こういうと、「そんなの当たり前じゃないか」と思うかもしれません。
でも、「仕事が遅いと上司から咎められている同僚」を見て、他の解釈をすることもできますよね。
例えば:

  • 「丁寧に仕事をしている同僚に向かってそれを咎める上司の方が悪い」
  • 「周りが助けてあげなかったことが良くない」

他の解釈ができるのに「のろまだ」と考えたのは、あなたに「仕事は早い方が良い」という価値観があったからなんですね。
そして、その価値観の奥には、過去に仕事を早く仕上げて褒められた誇らしい気持ちや、逆に仕事が遅くて咎められたり馬鹿にされたりして悔しかった気持ちが潜んでいるかもしれません。
そういったものが「自分の本心」なのです。

こういうと、「そんなこと分かったところで現実が変わるわけではないし、何の意味があるの?」と思うかもしれません。

でも、自分の本心を知ることは自分の人生を生きることに繋がります
私自身、会社の仕事でやりがいを感じることができず、成果も上がらないことに悩んでいました。
最初、私は成果が上がらないのは良い仕事のやり方を知らないからだと思って、ビジネス書を何冊も読んでみました。
その結果、「良い仕事のやり方」に関する知識はいくらか身に着けることができました。
でも、その知識をいざ実践するときになると、ブレーキがかかってしまうんですね。

なぜだろうと思って自分に向き合ってみると、
「自分がやることは自分で決めたい」
「意義を感じられないことはやりたくない」
といったことが出てきました。

実は私はその何年も前から独立してコーチングを仕事にしたいと思っていました。
でも、そのたびに「そんな非現実的なことを考えるよりもまず今の仕事を頑張ることが先だ」と自分の本心を押さえつけてきました。
そして、押さえつけられた本心は気づいてもらうために、私の仕事にブレーキをかけてきたのです。
しかし、自分の本心に気づき、コーチングを仕事にしようと決めたら、心の底からエネルギーが湧いてきて、起業の準備を進めることができました。
また、起業の準備のための時間を捻出するという目的ができたので、仕事を早く終わらせようという気持ちになり、結果的に会社の仕事でも成果を出せるようになったんです。

このように、自分の本心に向き合うことは、自分自身を味方につけてエネルギーを湧き上がらせることにつながります。
あなたも自分自身と向き合って、自分の人生を生きてみませんか。

あなたの人生を応援しています。

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