セルフイメージを創る

あなたは、自分に対してどんなセルフイメージを持っていますか?

例えば、「忘れ物をしてしまったり、大事なスケジュールを忘れてしまったりするので、自分は忘れっぽい人間だ」と思ったり、「色々なことに興味があるので、自分は好奇心が強い人間だ」と感じたりしているのではないでしょうか。

このセルフイメージは、自分の過去の経験や事実(と自分が思っているもの)から、「自分はこういう人間だ」と下した判断なのです。
そして、「自分はこういう人間だ」という判断は現在・未来の行動に影響を及ぼします。
例えば、「自分は忘れっぽい人間だからきちんとメモを取っておこう」とか「自分は好奇心が強い人間だからいろいろな分野を扱っている会社に就職しよう」といった具合に。

もちろん、このセルフイメージに満足しているなら、全く問題はありません。
ところがこのセルフイメージ、時には私たちの成長や挑戦を邪魔してしまうことがあります。
たとえば、「自分は人見知りだから、新しい環境に飛び込むのは無理だ」と思い込んでいると、素敵なチャンスを逃してしまうかもしれません。あるいは、「自分は運動が苦手だから、スポーツは向いていない」と決めつけて、新しいことに挑戦するのをやめてしまうことも。

 

もしあなたが「人生を変えたい」と思っていて、今のセルフイメージがその足かせになっていると感じるなら、少し変えていく必要があるかもしれません。
過去の事実からできたセルフイメージが、未来のあなたを縛る必要はありません。

 

では、どうやってセルフイメージを変えていけばいいのでしょうか?
先ほど、セルフイメージは過去の事実から導き出された結論だとお話ししました。
ということは、未来で「こうなりたい」と思う自分から逆算して、今の行動を変えていけばいいんです。

たとえば、「自分は社交的な人間である」というセルフイメージを持ちたいなら、まずは自分から周りの人に声をかけてみる。
職場で同僚に挨拶だけでなく「今日の調子はどう?」と話しかけてみるとか、こんな小さなことから十分です。

いきなり大きな変化を求める必要はありません。
むしろ、日常の中で「こういう人だったら、この場面でどんな行動をとるだろう?」と考えて、少しずつその行動を取り入れてみてください。

たとえば、「社交的な人なら、初対面の人とも笑顔で話すだろうな」と思ったら、実際に笑顔で話しかけてみる。
あるいは「自分は健康的な人間だ」と思いたければ、毎日5分だけ散歩してみる。
または「自分は学び続ける人間だ」と思いたければ、1日1ページだけ本を読んでみる。

そんな風に行動を変えていくと、それが「過去の経験や事実」となって積み重なっていつの間にかセルフイメージが変わっていきます。

セルフイメージが変われば、行動も変わり、人生も少しずつ変わっていきます。
今日から小さな行動を積み重ねていきませんか?

あなたの人生を応援しています。

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