他でもない自分のために休む

こんにちは。
人生を自分の手に取り戻したい人のためのライフコーチ岡本です。

あなたは休日に休めているでしょうか?

そう聞かれて、
「ええ、休んでますよ。土日はずっと家でゴロゴロしています。」
と答えるかもしれません。

でも、そうやって休んだ後に活力が湧いてくる感じがしますか?
もし休んだ後に活力が湧いてこなかったら、本当の意味で休めていません。

私の経験でこんなことがありました。
会社での仕事に追われていたとき、やっと週末になって会社が休みになったのですが、

「終わっていないあの仕事、本当は土日の時間を使って少しでも進めた方がいいんだけど、でも土日は休みたいし、でもやった方がいいのかな・・・」
と、頭の中で仕事のことをずっと考えていました。
2日間ほとんど家にいてゴロゴロしていたので体は休まったはずなのですが、週末が終わっても疲れが全く取れず、その状態で次の一週間が始まってしまいました。

体は休まっても心が休まらなかったので疲れが残ってしまったのですね。

休息を取ることで集中力が高まり、生産性や創造性が高まるという研究結果があり、近年は休むことの積極的な意義が広く認められるようになってきました。
それによって休むことに対する罪悪感が和らいで、休みをとれるようになった人も多いのではないかと思います。

もちろん、それは大きな進歩ですが、もう一歩先を考えてみたいと思います。

「生産性を向上させるために休息が必要」という言葉の裏には

「あなたのための休息ではない」

ということがあるんです。
つまり、高まった生産性を使って、会社や顧客に提供する価値が休息の目的であって、あなた自身の健やかな生が目的ではないんですね。

さらに言うと、

「生産性が高まらなければ休息ではなく怠けていたの同じ」

ということになってしまいます。

どうでしょう、そんなことを無意識に感じている状態で本当に休めるでしょうか。

休めないですよね。
意識的か無意識的かの違いはありますが、先ほどの私の例と同じですね。

「生産性を向上させるために休息が必要」ということを知って、いろいろな休息方法を試してみてもあんまり疲れが取れた実感がないという場合は、これをずっと無意識で感じながら「休んで」いたからかもしれません。

ではどうしたらよいのでしょうか。
答えはシンプルです。

「生産性のためではなく、他でもない自分自身のために休む」ことです。

あなたが健やかに生きることはあなたの人生にとって一番大切です。

休息はそのためのにあるんです。

まずは少しの時間からでもOKです。
他でもない自分自身のために休むと決めて休んでみましょう。

あなたの人生を応援しています。

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